飲食マンを通じて転職者を募集している飲食店の“社長”へのインタビュー OWNER’S INTERVIEW

地域に根付く厚木のランドマーク的存在
ラーメンを通して社会貢献させていただきます!

株式会社 SANTA CALA代表取締役 望月 貴史

望月 貴史

食堂からスタートした先々代から続く3代目として「麺や食堂」を展開。独学でラーメン道を学び、老若男女問わず幅広い層から支持される厚木を代表するラーメン店。最近は、しっかりと店長を育て、スタッフ全員が働きやすい環境作りなどに専念するべく、企業人として昼夜汗を流す毎日。

幼少期からお店に…

祖父の時代からで、昭和28年の戦後から続くお店なんです。当時はカレー、かつ丼、ラーメンなどがある一般的な食堂からのスタート。家族が“食べるため”にオープンしたようです。食料が十分になかった時代ですから…。僕が幼稚園のときにはすでにお店に立っていました(笑)初めは、近所の八百屋に野菜を買いにとか雑用中心でしたが、小学校、中学校と成長するに従って、洗い物やオーダーとったり、気が付けばフライパンを振っていましたよ。「時給は出るの?」と父に聞くぐらいの仕事量でした。

なぜ、飲食店を継ごうと…

お店は繁盛して正直、潤っていました(笑)世に中もアメリカナイズされている時代で、私もその影響をもろ煽り、アメリカの大学に行きたいと両親にお願いしましたね。その時、入学まで半年あるのと人員不足だったので、手伝うことになったんです。ですが、お店で働けば働くほど、運営をしていくことの厳しさを目のあたりにしました。そして、バブル崩壊の危機にさらされている時代で、「このままじゃ、危ない!」と感じました。大学進学の気持ちも冷め始め、何とか立て直さなければと、家業を継ぐことを決意しました。
ただ、何からやっていいかわからなく、とりあえず夜間の調理師学校に通い勉強し、昼間は店を手伝う毎日にシフトしていきました。

料理とは…?何か?を考えるきっかけに…

料理とは…?何か?を考えるきっかけに…

勢いで学校に行ったこともあってか、「なんとなく…」という気持ちで通っていたんですが、実習に移るにつれ、講師の顔ぶれにビックリ!特にフレンチの講師はミシュランの星を持つ名店で今もなお現役で働かれている。そんな先生から「料理」の意味を教えてもらったことが“きっかけ”になりました。
「料理とは、理(ことわり=筋道・理由)を料(はか)る」
要するに、「全ての動作に理由がある」ということです。何も考えずにただ、仕事をするのではそれは作業で、感動を与えることができない。卒業後は家業でもこの言葉を胸に秘めながら約10年は料理すべてに没頭しましたね。だけど、丁度この頃、バブルが崩壊しその影響もあって、店の経営は苦しくなる一方で、一生懸命働けば働くほど赤字は膨らむばかり。閉店も考えなければいけない状況で、意を決して師匠である父親に頼み込みました。
「スープを作らせて欲しい!そして洋食も食べられる食堂からラーメン1本で勝負したい!!」と…。
快諾いただいてからは、昼夜寝る間も惜しんで、伝統の味をベースにスープ作りに集中しました。いろんな食材を使って試しましたね。試すものがないほど…(笑)スープ以外にも“強み”が欲しいと麺線にこだわり、玄人ウケするラーメン作りをこの時は意識していました。

予期せぬ事態が…

ラーメン作りも順調にいっていた最中、東日本大震災が…そして従業員4人が一気に辞める事態に…。ひとりでは何もできない尊さや今までの自分はなんだっただと悩みました。昔から体育会系の職人気質で「こうじゃなきゃダメ!」と頑固一点張りな性格。仲間を認める、可能性を信じてあげることから逃げていたことに気づきました。元々コンプレックスをもったまま大人になり、“気質”という言葉で自分をガードしていたように思います。ありのままの自分を認めてあげることからはじめ、人の良いところを見るように心がけました。自分の考え方が間違っていて、周りがあっていたことを認めました。
ちなみに、今の私の仕事は「働きやすい環境を作ること」です。

会社のこれからのビジョンは…

会社のこれからのビジョンは…

お客様が来ていただく動機より、どう帰ってもらうかが大切と考えます。滞在時間約30分のラーメン店では、その短い時間内に何を提供でき、「また来るよ!」とお客様に思ってもらうか、“究極の接客業”を追及していきたい!厚木と言えば「麺や食堂」と言ってもらえる、街のランドマーク的存在になりたいですね。またお子さんの来店にもっと力を入れたいですね。「子供お断り」というラーメン店も多い中、うちは大歓迎です。「子供のころ食べたラーメンの味が忘れられない」みたいに「思い出」を作ってあげたいです。カップラーメンばかり食べている子供は将来、ラーメンの味について思い出すと「カップラーメン」と答えますよ。このままじゃー…(泣)
あと、厚木には2店舗ほど出店したいです。また製麺所なども作り、地元雇用推進や食材なども厚木の業者さんに特化し、地域密着の会社であり続けたいです。厚木が元気になるなら何でも考えて実行していきます。
「昔、わしが小さい頃に親父に連れられて来てたんだよ!」と言ってお孫さんと来店してもらえるお店っていいじゃないですか!

COMPANY INFORMATION

会社名
株式会社 SANTA CALA
店舗名
「麺や食堂」「うづまき」
業態
ラーメン
エリア
厚木
企業URL
http://www.santacala.com/

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